ボタンのつけ方 ~イラストでわかりやすい!~
:: ボタンがとれちゃった!
ここを読み終えると 300円 得をしたことになります。
「 何を言っているんだ? 」 と思ったでしょう? ^^
大手の ” お直し屋さん ” に ボタンを1つ 付けてもらうと300円くらいみたいなんです!
4つ付けてもらったら、ユニク○でSALEのブラウスが新しく買えそうですね^^;
きっと同じように考える方が多いのでしょう。
ホームページを公開していた時の 1番人気 のページでした。
公開してからも成長しているページで、リアル友達に
「 コートのボタンを付けようと思ったら、裏に小さいボタンが付いていて、付け方がわからないから追加して~! 」
とリクエストされ、 ” 力ボタンの付け方 ”を追加したのですが、
「 玉止めをどこでどうすればいいのかまで 書いて~ 」 と追加注文が来て、
「 ” 普通にボタンを付ける時を参考に、適当に玉止め ” では不親切だったんだ(゚д゚;)! 」 と気づかされ、
細かく、丁寧に、詳しく イラストを追加し、 「 ありがとう、付けられたよ♪ 」 と太鼓判をもらった思い出深い記事でもあります。
ボタンを付ける 数ある方法のうちの一つ で、多少自己流が入っていますが、お役にたてるようにガンバリました^^
▼ ボタンのつけ方 二つ穴でも四つ穴でもつけ方は一緒です。
1、つけたい位置にシルシをつけ、一針目

つけたい位置にシルシをつけます。
( イラストでは「 × 」を書きました )
シルシめがけて、玉結びした糸をつけた針で刺します。
オモテからウラにです。
ですから布のオモテ面に玉結びがある状態です。
チョト(糸1~2本分ぐらい)布をすくって、オモテに出します。
2、糸をボタンの穴にとおす

ボタンの穴にとおし、
一針目の玉結びをはさむように2針目を刺します。
おわかりですよね、玉結びをかくして仕上がりをウツクシクそしてほどけにくくするためです。
「 ボタンの穴を底辺とした三角形になるようにしなさ~い 」
と小学校で教わった ( たしか(^^;) ので、
一針目と二針目の間隔は、ボタンの穴の間より狭く。
1~2mmくらいにします。
3、糸足をつける

糸足をつけ、3~4回糸を渡します。
糸足は、上前( ボタンホールのある布 )の厚さ分、必要ですが、気持ち( 1~2mmぐらいかな )長め にとっておいてください。
つまようじを挟んで、糸を渡した後に抜く方法もあります。( わたしは、つまようじを挟みながらやる方が難しいんですよね~。人それぞれってことですかね )
コートなど厚手の時は糸足がもっと必要なので、つまようじは断念して
何かちょうどいい他の物を開拓して( 探して )挟んでくださいね。

四つ穴ボタンの場合は、こんな順番で。
4、糸足に糸を巻く

糸足に糸を上からスキマなくシッカリと巻いていきます。
この時、一針目の玉結びも一緒に巻き込みます。
巻き終わると、巻き始めより糸足が短くなっているはずです。
そう、鋭いあなたならもうお気づきでしょう。
だから 気持ち( 1~2mmぐらい )長め にとっておいたのです。
5、最後の輪に糸をとおす

最後の輪に糸をとおし、巻いた糸が戻らないように引きしめます。
6、糸足の根元からウラへ針を刺す

糸足の根元に針を刺し、
ウラ側で玉止めします。
7、完成

糸をオモテ側に出して、糸足の根元で切れば、
完成です!
▼ 力ボタンのつけ方
裏についている小さいボタン
・・・あれが「 力ボタン 」( か ぼたん じゃなくて ちからぼたん )です。
力のかかる場所についているボタンで、
「 ブチッ 」と生地を引きちぎって取れないように生地を補強するための物です。
コートなど厚手の生地についています。
力ボタンがあっても無くてもつけ方は同じです。
「 え~でも、” 2つ穴の力ボタン ”に” 4つ穴のボタン ”を組み合わせる時は? 」
それでも同じです、ホラ↓。
1、まず力ボタンをつける

玉結びをつくりオモテからウラに針を刺し、
力ボタンにとおしてから、オモテに出します。
2、ボタンの片側の穴にとおす

ボタンの片側の2つの穴にとおした後
オモテからは見えませんが、
力ボタンの穴めがけて針を刺してください。
3、力ボタンを経由して表側へ

布と力ボタンはぴったりとくっつけます。
糸足をつける必要はありません。
逆にオモテに出るボタンのほうには糸足が必要です。
4、残っている穴に糸をとおす

先程とおさなかったボタン穴2つに糸をとおし、
また力ボタンの穴めがけて( 見えないけど )針を刺してください。
2~4を二~三回くり返します。
糸足に糸を巻き、最後の輪に糸をとおす
普通のボタンを付けるときの ” 4、糸足に糸を巻く ” と同じように巻きます。
力ボタンがジャマで巻きにくいと思います。
一番下まで巻けなくてOKです。
↓
次も普通のボタンを付ける時の” 5、最後の輪に糸をとおす ”
と同じです。
6、一度ウラに出し、再びオモテに出す。そして玉止め

①力ボタン経由でウラに出す。
②力ボタン経由でオモテに出す。
そして、糸足の根元で玉止めします。
( 力ボタンがジャマでウラでは玉止めできないので
ここでするのです。 )
7、玉止めを糸足の中に隠す

こんな摩擦の多いところに玉止めを出しっぱなしにするのは( わたしは )イヤなので隠します。
糸足の根元が東京タワーの足のように下の真ん中があいていると思います。
( イラストは大げさにあきすぎていますが )
そこに針を刺し、向こう側に引っぱると玉止めが糸足の開いてるスキマにハマってくれます。
8、完成

力ボタンの穴をとおして糸をまたウラに持っていき
( もう、おわかりでしょうが・・・、力ボタンの穴は、オモテから見えません )
①強く引っぱりながら・・・
②力ボタンの表面ギリギリのところで糸を切ります
引っぱりながら切るのは、
切った後、糸の切り口が力ボタンの穴の中に隠れてくれるからです。
* 力ボタンのつけ方は多少自己流が入ってます。( 玉止めあたり (^^;)
▼ さらに完成度を高めるには?
×

悪い例はこちら。
何でか分かります?
糸を渡す方向がバラバラですね。
◎

良い例です。
糸を渡す方向がそろっています。
ココまで気を配れれば◎!
是非めざしてみてください。
市販の洋服についているボタンは
上下に糸が渡っていることが多いです。
ボタンがつけられたら、下のボタンを押してもらえるとウレシイ^^
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ブログ変更されたんですね。数日前ウロウロしてコメントから飛んで見つけました(^^)v
ボタン付け、もやもやがスッキリ(*^。^*)です。次は何かな(^^)ありがとうございます。